CNNの創業者 テッド・ターナーから学ぶ「成功するビジネスの秘訣」

名経営者から学ぶ「成功するビジネスの秘訣」

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CNNの創業者 テッド・ターナーから学ぶ「成功するビジネスの秘訣」

テッド・ターナー
CNNの創業者
1938~

アレクサンダー・ベル、トーマス・エジソン、ナポレオン、そしてアレクサンダー大王をも凌ぐ、史上最大の偉業を達成するつもりだ。

テッド・ターナーは、アメリカのオハイオ州出身。
ターナー広告社を経営する父を持つ。
ブラウン大学に進学するものの校則違反で退学となり、父親の経営するターナー広告社に入社。
ところが、父親が銃で自殺をしてしまい、ターナーは24歳の若さで会社を継ぐことになる。

幸い、ターナー広告社の経営は順調だったから、彼は1970年にジョージア州アトランタのテレビ局を買収し、5年後の1975年から衛星とケーブルを使って全米にスポーツなどを放送するCATVの基地として再編成した。
このCATVが大ヒットした。
ターナーは地方のラジオ局やローカルテレビ局を次々に買収していき、ターナーコミュニケーションというメディアグループを作り上げていったのである。

ターナーの名を一躍有名にしたのは、世界初の24時間ニュースを流し続ける「CNN(ケーブル・ニュース・ネットワーク)」の創設だろう。
CNNは1991年に起きた湾岸戦争の模様をほぼ独占で伝え続け、世界的に大きな評価を得た。

1996年、ターナーはCNN等の親会社ターナー・ブロードキャスティング・システムを76億ドルという莫大な金額でタイム・ワーナー社に売却し、自身は同社の副会長におさまった。

ターナーは自信家であり、そして毒舌家としても有名だ。
それをよく表しているのが、冒頭の言葉である。
CNNは報道の世界に新たな一ページを刻み、彼は1991年にタイム誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた。
確かにそれは偉業と呼べるだろう。

経営のトップに立つ者に弱気は許されない。
ときいはこれくらい大きなことをいってくれたほうが頼もしく感じるものだ。
さじ加減を間違わないこと。
実力が伴わずに大きなことばかりいっていると「大風呂敷」と言われてしまうので注意したい。

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