ウォルト・ディズニーに学ぶ 成功する人のお金の使い方、活かし方

名経営者に学ぶ、成功する人のお金の使い方、活かし方

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ウォルト・ディズニーに学ぶ 成功する人のお金の使い方、活かし方

ウォルト・ディズニー
漫画家、ディズニーランドの生みの親
1901~1966

私は自分の作品を「芸術品」と呼んだことはない。 私の作品は、エンターテイメントを作るビジネスである。

ウォルト・ディズニーはシカゴの貧しい農家で誕生した。
彼は、さまざまな仕事を転々としながらアートスクールで絵を学んだ後、1923年、ハリウッドにアニメーション制作会社を設立した。

当時、ハリウッドのアニメーションへの関心は薄かったが、ディズニーが1927年に制作した「しあわせのウサギのオズワルド」は全米に配給され、大成功をおさめる。

ところがその翌年、突然、親会社に「しあわせのウサギのオズワルド」の著作権とアニメーターの多くを奪われてしまう。
親会社は、ディズニーが設立した制作会社の買収も提案したが、彼はそれを拒絶。
再びゼロからのスタートとなった。

失意の底にあった彼が生み出した新しいキャラクターが、ミッキーマウスである。
1928年にディズニーは、ミッキーを主人公にした「飛行機クレージー」「蒸気船ウィリー号」を発表。
ミッキーはまたたく間に人気キャラクターとなった。

ディズニーの頭の中には、常にアニメーションがあった。
それは、少年時代に「ゼリー工場にいい仕事がある。金になるから行かないか?」と誘われたときの彼の答えからもうかがえる。

「工場で働くつもりはない。なぜなら、僕はアーティストになるのだから」

しかし、ディズニーは単なるアーディストにはとどまらなかった。
彼は、親会社の裏切りによって、アニメーションが商売になることを確信したに違いない。
そして、裏切られた痛みや悔しさが、彼を世界一の男にしたのだ。

「ディズニーは子供たちに夢を与えている」とよくいわれる。
しかし、ディズニーが与えている夢は無料ではない。
テーマパークも映画も、そしてアニメもすべて有料で供されている。
それを商業主義と批判する人もいるが、ほとんど苦情をいう人がいないことは特筆に値する。
ディズニーは、世界で最もうまく夢をビジネスに結びつけた経営者と呼べるだろう。

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