カーネル・サンダースに学ぶ成功する人のお金の使い方、活かし方

名経営者に学ぶ、成功する人のお金の使い方、活かし方

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ケンタッキーフライドチキンの創業者 カーネル・サンダースに学ぶ成功する人のお金の使い方、活かし方

カーネル・サンダース
ケンタッキーフライドチキンの創業者
1890~1980

人間は働きすぎてだめになるより、休みすぎてサビつき、だめになることの方がずっと多い

カーネル・サンダースの本名は、ハーランド・デーヴィッド・サンダースである。
カーネルには「大佐」という意味があるため、退役軍人と思われがちだが、彼の「カーネル」はケンタッキー州に貢献した人に与えられる名誉称号である。

大器晩成という言葉があるが、サンダースの人生はまさにそのとおりだ。
彼は1890年にインディアナ州に生まれた。
決して裕福な家ではなかったうえ、彼が六歳のときに父親が亡くなったため弟や妹の面倒をみなければならず、満足に学校へ通うこともできなかった。

十五歳で社会に出たサンダースは、路面電車の車掌、消防士、保険の外交員、船乗り、カーショップの店員、ガソリンスタンドの店員などさまざまな職業を転々としながら家族を支えてきた。
そして四十歳のときに、働いていたガソリンスタンドの一角を借りてレストランをオープンした。
フライドチキンはそこの看板料理で、彼はさらに九年の歳月をかけて現在のフライドチキンのレシピを完成させたという。

サンダースのフライドチキンは好評だったが、1950年代に入って高速道路ができるとレストランを訪れる人は激減し、やむなく閉店。
彼は、フライドチキンをワゴン車に積んで売り歩くという商売を始めることになる。

ところが、フライドチキンの知名度があがるにつけ、レシピを売ってくれないかという話がサンダースに舞い込むようになった。
そのとき彼は、レシピを教える代わりに歩合をもらうという、現在のフランチャイズ方式の経営を思いついたという。

フランチャイズビジネスが大成功し、莫大な金を手にしたサンダースだったが、彼はこのときすでに六十歳を超えていた。
十五歳から四十五年以上掛けてようやくつかんだ成功-これほどの苦労人だからこそ、冒頭のような言葉を発することができたのだろう。
おそらく、耳が痛いという人が多いのではないだろうか。

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